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コモディティと為替相場の違いは何ですか?

具体的に何かというと、原油や天然ガスなどのエネルギー、銅や鉄鉱石などの工業用金属、金やプラチナなどの貴金属、あるいは木材や小麦などまで含め、商品先物として取引されているもの。 それらを総称して、 「コモディティ」 と読んでいます。 それらのコモディティと為替相場には相関性があると聞いたことがありますが、具体的にはどのような関係なのでしょうか。 コモディティには天然資源に分類されるものが多いので、産出できる国は限られています。 つまり資源を産出できる国の経済と強く関係 しておりまして、例えばオーストラリアなどは鉄鉱石や石炭をたくさん輸出しています。 そういった資源の価格が上がるとオーストラリア経済が潤い、オーストラリアドルに対する需要も高まって為替も強くなる傾向があります。

コモディティ価格と資源国通貨は連動しているのでしょうか?

「これからワクチンが行き渡って、経済活動が普通に行われるのではないか」という期待から、コモディティ価格と資源国の通貨が連動しているという状況だと思います。 逆に、コモディティ価格が値上がりしているのに、資源国通貨が連動しないケースというのは考えられるのでしょうか? おもしろい質問ですね。 オーストラリアなどはあまり考えられない状況かもしれませんが、例えばブラジルレアルや南アフリカランドなどの新興国ですと、政情が先進国ほどは安定していないので、連動しない可能性があるかもしれません。 コモディティ価格というのは世界経済や世界経済の先行きを反映した株式市場の影響が強く出るので、株式市場が荒れている状況だと、コモディティ輸出国の通貨はあまりパフォーマンスが良くないとは言えると思います。

コモディティって何?

「そもそもコモディティとは? 」というレベルから、やさしく解説していただきました。 まずは初歩的なところから教えてください。 金融業界では 「コモディティ」 という言葉をしばしば目にしますが、これは何を指しているのでしょうか。 一言で言うと、 「商品先物」として取引されているもの です。 具体的に何かというと、原油や天然ガスなどのエネルギー、銅や鉄鉱石などの工業用金属、金やプラチナなどの貴金属、あるいは木材や小麦などまで含め、商品先物として取引されているもの。 それらを総称して、 「コモディティ」 と読んでいます。 それらのコモディティと為替相場には相関性があると聞いたことがありますが、具体的にはどのような関係なのでしょうか。

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